妊婦さんに起こりやすい歯周炎を妊娠性歯肉炎といいます。
妊娠中は、
①ホルモンバランスの乱れ
②つわりによる食生活の変化
③つわりによるオーラルケアの不足
により、歯周病が悪化しやすいことが知られています。
妊娠中に歯周病になってしまうと、早産や低体重児出産のリスクが高くなると言われています。
歯周病により炎症が広がると、それを抑えようとしてプロスタグランジン(分娩時に分泌される子宮収縮ホルモン)が作られてしまうため、早産が引き起こされてしまいます。
また、妊婦さんが歯周病である場合、低体重児出産の割合が多いという調査結果があることから、お腹の赤ちゃんの正常な発育のためにも、歯周病対策を行う必要があります。
当院では、妊婦検診も行なっております。
妊婦さんは是非、検診に来られてください!